ジュエリー業界の今!店舗やECサイトの重要性とは

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美しい宝石でいつまでも人気のあるジュエリー。近年ではコロナの影響で業界が落ち込んだものの、インバウンドの影響もあり回復してきています。

ジュエリーと言えば百貨店などの実店舗で実物を見て試着、というイメージが強いという方も多いでしょう。しかし時代に合わせ、最近ではECサイトでの販売が活発化しています。

ジュエリー業界にとって、店舗ECサイトどちらも重要な販路となりました。この記事では、今のジュエリー業界について解説していきます。

ジュエリー業界とは?

さまざまなアクセサリー

ジュエリー業界は、主にジュエリーの企画から製造、販売などを行う業界です。取り扱っているものは高価な商品のため、お祝いや自分へのご褒美として購入されるケースが多いです。

また、贅沢品という括りになり、生活必需品ではないことから経済状況によって大きく左右される業界であることも特徴です。高価な商品であることから利益率も高く、コロナ禍においても赤字になる企業は少なかったようです。

経済状況以外にも、その時代に合った商品を制作する必要があります。ニーズやトレンドも追うことが大切で、常に変動する業界とも言えるでしょう。

ジュエリー業界の職種

ブレスレットを並べる店員

ジュエリーに関わる仕事には、さまざまな職種があります。そこで今回は、メインとなる職種をいくつかご紹介します。

企画職

ジュエリー業界における企画職は、商品の企画はもちろんのこと予算管理や販売個数を決めるなどの業務があります。消費税のニーズや世の中のトレンドを知る必要があるため、どの商品が売れているかの分析や市場調査も欠かせません。

商品の企画ができたら、営業やデザイナーにコンセプトなどの説明を行い、最終決定します。

デザイナー職

デザイナーは文字の通り、企画された商品のデザインを行います。難しいのは自分が作りたいものではなく、消費者に需要ある商品を作ることです。

どんなデザインにするか、どの素材を使用するかも決める必要があるため、センスが問われる職業です。

制作職

ジュエリー業界の制作職は、デザイナーから下りてきたデザインを形にしていく専門職です。商品を出荷できる形まで完成させ、検品から出荷作業まで担います。

会社の規模によっては、デザイナー職と兼任しているところもあります。

販売職

ジュエリー業界の販売職は、店頭で直接お客様と対話して販売します。そのためお客様がどんなものをお探ししているか聞く力、商品の知識などが必要とされます。

さらに、ジュエリーを取り扱う店舗は百貨店の場合も多くあるため、ビジネスマナーも求められるでしょう。お客様対応だけでなく、商品の陳列やディスプレイの変更などの業務も行います。

バイヤー職

ジュエリー業界でのバイヤー職とは、一言でいうと宝石を買い付けを行います。国内のみならず、海外に赴くことも少なくありません。

そのため語学力や交渉力、さらに目利き力が必要とされます。責任も重く大変な仕事ですが、それだけやりがいも感じられます。

ジュエリー業界の今

並べられたアクセサリー

ジュエリー業界は大切な日の贈り物やブライダルなど、いつの時代も一定の需要が見込まれる業界です。しかし近年では多くの課題が出てきており、それによってジュエリー業界にも影響が出ています。

店舗への来店客激減

ジュエリー業界のここ数年の市場規模は、およそ9,500億前後と言われています。大きな変動もなくほぼ横ばいで推移してきましたが、長期的な目で見てみると縮小傾向にあります。

その理由として上げられるのが、外国人旅行客の減少です。今までよく目にしていた、中国人による爆買いがジュエリー業界でも行われていました。

しかし2019年1月に「中国電子商取引法」が施行されたことで、爆買いの需要が減り、それに伴いジュエリー業界の売上も減少しました。

そこに追い打ちをかけたのが新型コロナウイルス拡大による影響です。外出自粛から日本への旅行客も減り、さらに贅沢品の購入を削るようになったことで店舗への来客数が減っていきました。

ハンドメイドアクセサリーの急増

今までアクセサリーは既製品を購入することが主流でしたが、昨今では自分で作る人が増えてきました。自分好みのアクセサリーができることや、作る楽しみ、そして何より安価で手に入れることがメリットにあり、人気があります。

景気の低迷や消費税が増えるなど、高価な物の購入をためらう消費者が増えていることも、ハンドメイドアクセサリーに人気が出た要因です。それによりジュエリー離れが進んでいますが、今後の経済状況を考えるとジュエリー業界は厳しい状態が続くことが予想されます。

ECサイトの拡大やフリマサイトによる競争激化

店舗への来店数激減やハンドメイドアクセサリーの需要増加の他にも、ECサイトの拡大やフリマサイトの登場も原因として挙げられます。今までアクセサリーは店舗で買うことが主流でした。

しかし、ECサイトやフリマサイトが増えたことで購入の場が広がりました。消費者からしたら家にいながらさまざまな価格帯のアクセサリーが購入できるため、需要も高まっています。

さらにライバルが国内だけでなく、海外製品も競合に加わったことはジュエリー業界にとって大きな打撃となったでしょう。

ジュエリー業界のこれから

ブレスレットを付けた女性

上記の通り、ジュエリー業界においてECサイトが拡大しています。今後もジュエリー業界に残るには、ECサイトに力を入れていく他ないでしょう。

しかし、本来であればアクセサリーは、実物を見て触って、試着してから購入したいものです。その要望を叶えられるサイトが強いと言えます。

そこで実際に使われているEC施策をご紹介します。

買い物をサポートするチャットボット機能

多くのECサイトに搭載されているチャットボット機能は、ジュエリー業界でも使われています。自動対応によってお客様のお買い物をサポートします。

自動対応で解決できないものについては、スタッフが直接対応できるようになっています。

バーチャル試着機能

実物を見れないとなると、いかに着用イメージができるかがポイントになってきます。そこでできたのがバーチャル試着です。

アパレル系のサイトでも増えてきたのが、自分の身長や体重などを入れることでサイズ感がわかるような機能です。アクセサリーにおいては肌の色や重ね付けなどをシミュレーションできるようになっています。

オンラインでの接客サービス

コロナ禍ではさまざまなサービスがオンラインでの対応となりましたが、ジュエリー業界でもZoomやLINEを使用したオンラインによる接客サービスがあります。サイトだけではわからない商品の情報や、コーディネートの提案までしてもらえます。

自宅にいても店舗で買い物をしているようなサービスを受けることができ、そのままオンラインで購入する人も多いそうです。

オンラインが主流になっても実店舗は魅力的

ECサイトに注力する企業が多い中、それでも実店舗の存在は大きいです。オンラインでは気になる商品しか見ないで終わることも多いかと思いますが、実店舗であれば気にしていなかった商品が良かった、ということもあります。

また、直接店員さんにアドバイスを聞けるのも大きな魅力です。オンラインでの接客サービスもありますが、どうしても話すタイミングがズレたりることがあります。

対面であればそういった小さなストレスもなく、かつ他の商品と合わせていろいろ聞くことができます。その日の服装などから好みのアイテムを教えてもらうことも可能です。

他にも、オンラインで買った場合は購入から手元に届くまで時間がかかります。さらに受取日時の設定をするなどスケジュールを合わせる必要もあります。

その点実店舗で購入すれば、その場ですぐに手に入れられます。こういった理由から、ECサイトが増加してはいるものの、実店舗がなくならないのです。

今後のジュエリー業界には店舗もECサイトも必要|まとめ

現状の国内のジュエリー業界は、過去ピーク時と比較すると成長の勢いが鈍化しており、決して良い状況とは言えません。しかし、一番厳しいときから見れば復活してきています。

ジュエリーの特別性や需要は変わらず、ECサイトなどオンラインでの販売も伸びています。実店舗を減らすブランドも増えてはいますが、高価なジュエリーだからこそ直接見て、試着して購入したいという消費者が多いことも事実です。

そのため、これからのジュエリー業界は新しい販路を取り入れつつも、従来の販路を確保しておくことが重要になるでしょう。

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