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2025年10月16日
業務用ジュエリーケース、どう選ぶ?ジュエリーボックスとの違いも紹介
業務用ジュエリーケースの購入でお悩みではありませんか?探してみると、種類も多く選ぶにも一苦労ですよね。
特別なものを購入された方にとって、どんなケースに入れられるかは重要でしょう。そんなお客様のためにも、満足していただけるジュエリーケースを選びたいですよね。
そこで本記事では、ジュエリーケースを選ぶポイントやジュエリーボックスとの違いについて解説します。業務用ジュエリーケース選びの参考になれば幸いです。
業務用ジュエリーケースとは?

そもそも業務用ジュエリーケースとはどんなものでしょうか。ジュエリーケースとは、指輪やネックレスなどのアクセサリーを衝撃や傷から守るためのケースです。
「ジュエリーケース」というと、所持している複数のアクセサリーを収納する大きな容器を連想される方も多いかと思いますが、ここでいう業務用ジュエリーケースは主に宝石店などでアクセサリーを購入された際に入れる小さな容器のことです。
基本的にはアクセサリー1つが入るサイズですが、購入したアイテム数によってはまとめて入れられるような大きめのサイズもあります。また、傷や衝撃から守るという目的から箱型が多いですが、かさばらないポーチ型のものなど、業務用ジュエリーケースといってもさまざまです。
決して安くない買い物をされるお客様に対して、ジュエリーケースもしっかりしたものを用意する必要があります。アクセサリーを気に入って購入していただいたのにケースが残念、なんて思われないように業務用ジュエリーケースを選びましょう。
ジュエリーケースとジュエリーボックスの違い

業務用ジュエリーケースを調べていると、ジュエリーボックスも出てくるのではないでしょうか。一見すると同じものと思いますが、異なります。
ジュエリーケースとジュエリーボックスについて、それぞれ簡単に説明していきます。
ジュエリーケース
ジュエリーケースは上記で述べた通り、主に宝石店やアクセサリーショップなどで使用されている、お客様が購入された際にアクセサリーを入れる容器です。ケースによっては決まったアクセサリーしか入れられませんが、台紙が外せるタイプなら入れるものを問いません。
ジュエリーボックス
ジュエリーケースとは対象的に、多くのアクセサリーを収納できるのがジュエリーボックスです。主に収納を目的とし、一箇所にアクセサリーをまとめておけるのがポイントです。
家に置いておくような大きなサイズから、持ち運びに便利な小さめのサイズまで種類も豊富です。業務用として使用する場合、購入されたお客様へのノベルティとしてお渡しすることもあるようです。
アクセサリーを購入される方にとっても喜ばれるので、ジュエリーボックスを販促物として活用することはおすすめです。もちろん店頭でアクセサリーを購入されたお客様に、合わせておすすめする商品として販売するのも良いでしょう。
業務用ジュエリーケースを選ぶポイント

種類豊富な業務用ジュエリーケースを選ぶには、何で選べばいいでしょうか。選ぶポイントとして、以下の3点があります。
・業務用ジュエリーケースの素材
・業務用ジュエリーケースのサイズ
・業務用ジュエリーケースの形状
・実際に手にとって見れる
それぞれ解説していきます。
業務用ジュエリーケースの素材
高価な買い物をされたお客様に、簡易なジュエリーケースに入れるようでは気分を害されてしまう方も多いでしょう。そのため、高級感ある素材が使用された業務用ジュエリーケースを選ぶというのもポイントになります。
業務用ジュエリーケースが作られている素材はさまざま。スウェードやフロッキー、紙で作られているものから木製までと豊富です。
業務用ジュエリーケースのサイズ
業務用ジュエリーケースには形状や大きさも豊富に用意されています。お客様がアクセサリーを購入されるのは、店頭だけではありません。
店頭での購入であれば、多少かさばっても豪華なジュエリーケースでも良いかと思います。複数のアクセサリーを買われた方のために、ひとまとめにできる大きめなジュエリーケースもあると便利でしょう。
通販でご購入されたのであれば、耐久性があってコンパクトなケースが利用しやすいかと思います。梱包がしやすければ、発送作業もスムーズに進められるほか、送料負担も減らすこともできるでしょう。
他にも展示会などの催事の場合、多くのお店に立ち寄られることが考えられます。そんなお客様のために、ジュエリーケースは軽量なものの方が良いかもしれません。
このように、どのような場所で購入されるかでも需要あるジュエリーケースというのは変わってきます。そのため、ジュエリーケースのサイズというのも選ぶポイントです。
業務用ジュエリーケースの形状
ジュエリーケースというと四角い箱を想像しがちですが、それだけではありません。持ち運びに便利なポーチ型や、可愛くハート型になっているものなども作られています。
他にも四角いけれど、中身が見えるように上蓋がクリアになっているものもあります。素材や大きさの他にも、こうした形状をポイントに選ぶのも良いでしょう。
実際に手にとって見れる
業務用ジュエリーケースには多くの種類があります。取り扱っている業者も多く、ネット通販で販売しているものもたくさんあります。
しかし、写真ではわかりにくいということもあるでしょう。中には店舗にてジュエリーケースを展示しているところもあります。
実際にジュエリーケースを見て触ることができれば、写真だけではわからなかったジュエリーケースの魅力を知ることができるでしょう。さらに触ることができれば、実際の素材感や重さなどもわかります。
お客様に提供するものとして、ご自身の目で見て確認できれば失敗もなく、納得して購入できるでしょう。
業務用ジュエリーケースの選び方|まとめ

業務用ジュエリーケースについて解説してきました。ジュエリーケースには素材や形状なども豊富で、素敵なケースがたくさんあります。
こんなにあると選ぶことも大変でしょう。迷ってしまったら、この記事で紹介した選ぶポイントを参考にしてみてください。
入れるアクセサリーの魅力的を引き出してくれるようなジュエリーケースが、きっと見つかります。
2025年10月16日
展示会出展にいくらかかる?費用相場や抑えるポイントは?
展示会への出展をお考えなら、費用面は悩みのタネではないでしょうか。せっかく出展するのであれば、少しでも多くの人の目に触れたいですよね。
そのためにはどのくらいかかるのか、他の企業はどのくらいかけるのか、そういった点も気になってくるでしょう。本記事では展示会への出展にかかる費用や相場、そして費用を抑えるポイントについてご紹介します。
どこにどのくらい費用をかけるか、逆にどこを抑えるか、明確化できるでしょう。展示会出展の準備に、この記事を参考にしてみてください。
展示場出展にかかる費用はどのくらい?何が必要?

展示場に出展する場合、細かく項目が分かれています。出展費用をきちんと把握し、自分たちに何が一番必要であるかを明確化しましょう。
展示費用の内訳について、相場と合わせてご紹介します。
出展料金
まず最初に上げるのは出展料金、わかりやすく言うと場所代です。展示会が実施される会場や主催社、自分たちのブーススペースの広さ、によって価格が変わってきます。
スペースの広さは1小間と呼ばれる、3m✕3mが一般的です。イベントによってはこの1小間の広さが異なる場合もあるため、出展する際には確認するようにしましょう。
1小間あたり30~50万円が相場とされています。
ブースの施工や設備にかかる費用
ブースを確保したら、次は床や壁などの施工・設備が必要です。照明やコンセントを設置することがほとんどのため、電気工事も必須でしょう。
出展する展示会によっては、パッケージブースというものが用意されています。費用は抑えられる点はメリットですが、他社もパッケージブースを使用するなら同じようなブースになってしまい、差別化できないのがデメリットです。
パッケージブースを使用しない場合の費用相場は、出展料金と同じくらいと言われています。もちろん設備にこだわれば、出展料金を超えることもあります。
ブースのデザインや装飾にかかる費用
一番の集客効果を見込めるデザイン・装飾に力を入れたい企業も多いのではないでしょうか。デザイン・装飾に力を入れると費用が嵩みますが、抑えようとすると質素になってしまうため、加減が難しいところです。
デザイン・装飾を自分たちで行うか、業者に依頼するかの選択肢もあります。そのため相場も20~100万円と幅広くなっています。
集客費用
他社目的に展示会に来場している人だけでなく、自社目的での来場を促すための集客費も重要です。展示会開催前から開催中にかけて、展示会の存在を周知しておきたいところです。
その方法として自社ホームページやSNSに展示会の情報を掲載するだけでなく、顧客へメールや招待状を送るなどがあります。展示会に来場されている方へチラシ配布することも集客につながるため、チラシ制作も方法の1つです。
他にもブースに来てくれた方にノベルティを配ることもあります。これらの費用に3~15万円かかると見ておくといいでしょう。
また、最近では自社ホームページへの情報掲載だけでなく、展示会のためにスペシャルサイトを制作する企業も増えています。このスペシャルサイトを制作するのであれば、およそ30万円ほどかかるようです。
その他必要になる費用
上記以外にも、展示会のためにスタッフが必要になります。その人件費や交通費、場合によっては宿泊費もかかってきます。
また、展示会に持ち込む荷物の量によって運送費も必要です。
展示会の出展費用を抑えるには?

展示会に一回出展するだけで、最小スペースである1小間あたりで数十万から数百万かかることがわかりました。とはいえ、抑えられるのであれば少しでもコストは抑えたいところです。
ではどこを抑えれば良いのでしょうか。5つのポイントをご紹介します。
出展料が低い展示会を選ぶ
出展料は主催社や開催場所によって大きく変わってきます。人が集まりやすい主要都市で開催される大規模なものから、地方で開催される小規模なものまで多岐にわたります。
会場が小さかったり、行政が主催の展示会だと出展料が低く設定されていることが多いです。また、展示会によっては早期出展申し込み割引を実施しているものもあるので、それを利用することで出展料を抑えることができます。
補助金や助成金の活用
地域によっては行政がその地域の中小企業を対象に、補助金や助成金を支給している場合があります。条件や支給される時期など指定がありますが、対象に当てはまっていれば申請してみるのも良いでしょう。
ただ、補助金・助成金の情報について積極的に収集しなければなりません。申請期間であっても早期満員ということもありえますので、早めの行動が必要です。
設備やデザインをシンプルに
ブースをシンプルにしすぎるのも良くないですが、過度に装飾する必要もありません。自社のイメージを引き出せるようなものは残しつつ、シンプルな設備やデザインにすることで費用を抑えることができます。
他にも、次回の出展時に使用できるような装飾品にしたり、什器などはレンタルを活用するという方法もあります。
コストを抑えすぎてシンプルになりすぎる、自社をアピールしたくてコストがかかりすぎるなど、自分たちで対応するのが難しければプロに任せても良いでしょう。予算内でも自社の魅力を引き出せる、素敵なブースを提案してもらえますよ。
展示会のリピート出展
展示会に一回出展するだけでも多額の費用がかかるのに…と思うかもしれませんが、何度も出展することで企業にとって多くのメリットがあります。
装飾費用を抑えられる
前回出展したときに使用した装飾品を使用することで、装飾費用を削減することが可能です。会社のロゴが入っているようなものは、長期で使用することができるでしょう。
展示会に慣れる
何度も展示会に出展することで、最初のうちはわからなかったことやうまくできなかったことも、次に活かせるようになるでしょう。そうすればスムーズに対応できるようになり、スタッフの数を減らすことができるかもしれません。
展示会に慣れることで、必要なもの・不要なものの分類もしやすくなります。さらに手応えが感じられた展示会に絞ることも可能になるため、効率よく展示会に出展できるようなるでしょう。
認知度が上がる
何度か出展していくことで、自社の認知度を上げることができます。業界内で名前が広がれば、信頼感が生まれ、新規顧客獲得につなげられるかもしれません。
また、新規顧客獲得だけでなく、既存顧客とのコミュニケーションも定期的に取ることができ、良好な関係を築くことができます。
競合他社を理解できる
展示会へリピート出展している企業は多くあるでしょう。自社も出展することで、競合他社がどんなことをしているのか把握することができます。
それだけでなく、業界内の市場やブームなど、新しい情報を収集することができます。
以上のメリットから、長期的な目で見れば展示会出展への費用削減になる上、会社の利益にもつながってきます。
一部を内製化
出展する際に、すべてを業者に依頼するとなると高額になることは間違いありません。かといってすべて内製化にしてしまうと、自分たちではできないこともあれば、時間と人が足りなかった、ということになりかねません。
特に、装飾・デザイン面は一番費用を抑えられると思う方も多いでしょう。実際すべて内製化すれば、相場よりもかなり低い費用でできるはずです。
しかし、競合他社が業者に依頼して華やかなブースを制作していた場合、見栄えが劣ってしまうでしょう。せっかく提示会へ出展したのに、そのせいで集客を逃してしまっては意味がありません。
そこで、できる範囲で内製化し、業者に依頼する部分を減らすことで費用を抑えることができます。例えば、ポスターやPOPなどは内製化しやすいものになるでしょう。
内製化しすぎて失敗した、とならないためにもすべてを内製化しないことがポイントです。社内で制作できそうなものを対応し、ある程度は業者に依頼することをおすすめします。
展示会出展における注意点

展示会を成功させるために、注意点をご紹介します。
展示会はテーマに沿って開催されています。そこで出展する展示会が、自分たちの企業や商品、そして目的に合った展示会であるかはとても重要です。
そのテーマによって来場者が変わってきます。きちんと自分たちに合った展示会に申し込むようにしましょう。
また、展示会が終わってからの対応も重要です。自社ブースに来場された方へのアフターフォローも忘れずに行いましょう。
来場したことへのお礼や、資料をお送りするなどすることで、次につなげる可能性がありますよ。
展示会出展の費用相場|まとめ

展示会に出展するときにかかる費用と相場、そして抑えるポイントについてご紹介しました。いかがでしょうか。
費用を抑えたいあまり、自社アピールが失敗することがないように気をつけましょう。この記事が展示会出展の成功に貢献できれば幸いです。
2025年08月30日
ジュエリーディスプレイの選び方って?商品&ブランドを輝かせる展示テクニック
ジュエリーディスプレイ(什器)は、アクセサリーや宝飾品を「美しく・効果的に」見せるための必須アイテムです。
単に飾るだけでなく、商品の価値を引き立て、ブランドイメージを伝える重要な役割を担っています。
本記事では、ジュエリーディスプレイの存在意義や素材ごとの性質、ユーザー獲得に働きかけるセッティングのコツについて具体的に解説していきます。
「ジュエリーディスプレイを活かして展示スペースを充実させたい」
「新しくディスプレイツールを導入すべきか分からない…」とお考えの方は、ぜひご参照ください。
ジュエリーディスプレイの役割

まず、ジュエリーディスプレイが果たす役割について説明していきます。
ジュエリーを美しく展示することに加え、工夫次第で商品価値の周知やブランドの宣伝も兼ねることができます。
商品価値の向上
魅力あるジュエリーやアクセサリーを数多く取り揃えている店舗でも、その価値を顧客に知ってもらえなければ売上や市場拡大には繋がりません。
適したジュエリーディスプレイを効果的にセッティングしていくことで、商品そのものの価値を広める機会を作ることができます。
ブランドイメージのアピール
ジュエリーを飾るディスプレイデザインは、来訪者に対してブランドの世界観を印象付けるために大切な要素と言えます。
競合ブランドとの差別化を図りつつ、自社ブランドの個性を齟齬なく理解してもらうには、適切な売り場づくりが必須条件になるでしょう。
素材ごとのメリット・デメリット

次に、ジュエリーのディスプレイに使われる代表的な素材を4つピックアップしました。
それぞれのメリット・デメリットをまとめたので、特性をふまえつつ自社ブランド&商品のコンセプトにマッチした素材を選ぶことをおすすめします。
木製ディスプレイ
▪メリットあたたかみや穏やかさが印象的で、材質感に関しては加工次第で様々なアレンジができ、高級感やナチュラル感を出す演出が可能。 ▪デメリット
木目や色味との相性が悪い場合、ジュエリーの存在感がディスプレイに負けてしまう。また傷や汚れが目立ちやすい。
素材の特性上、表面に傷や擦れ跡が残りやすい。
木材特有のナチュラルなイメージや親しみやすさを感じさせる素材で、手触りの良さやビジュアルの美しさも特徴です。
自然由来のリラックス感を与えてくれる木製ディスプレイですが、木の種類によってはシックな雰囲気を演出することもできます。
アクリル製ディスプレイ
▪メリットシンプルで現代的な雰囲気を演出しやすく、透明・半透明・カラーなど多彩なバリエーションがあります。
また、軽量&自由なデザインに加工できる素材ですので、モダン・カジュアル系のジュエリーとの相性が抜群。
▪デメリット表面が傷つきやすく、場合によってはチープな印象を受ける可能性もある。
透き通ったアクリル製のディスプレイは、飾るアイテムを引き立てる存在として業界を問わず活躍している存在です。
また、加工性が高く他の素材よりも自由なデザイン性を有するディスプレイも多いため、色鮮やかなジュエリーや丁重に扱う必要がある繊細なデザインにもおすすめです。
金属製ディスプレイ
▪メリット高級感・スタイリッシュさ
光沢やマット仕上げなど表面処理で高級感・アンティーク感を演出でき、宝飾・時計・ハイブランドに特にマッチ。 ▪デメリット
コスト面にて加工や溶接、表面処理(塗装・メッキ)が必要になるため、木工に比べて製作コストが高くなることが多い。
金属ならではのツヤがジュエリーそのものを際立たせ、光沢感やカラー・金属の種類によって、色々な趣を見せてくれるのが金属製のディスプレイです。
また、強度や耐久性にも優れていることから、半永久的な利用にも最適なディスプレイと言えるでしょう。
合皮レザー・スウェード製ディスプレイ
▪メリット
柔らかい質感と流行に左右されず、長くスタイリッシュに使用できるディスプレイ素材です。
▪デメリット
経年劣化
時間が経つと表面が剥がれたり、硬化・ひび割れが起こりやすい。
また白素材を使用する場合は手垢など、ホコリが目立ちやすい場合があります。
柔らかく手触りのよい質感で、ジュエリーや時計などを優しく引き立てるのが特徴です。マットな表面は光の反射を抑え、商品の見やすさを高めます。
バリエーションも豊富かつ洗練されたイメージでもある素材のため、ブランドイメージに細やかに合わせつつ格調高い雰囲気をお求めの場合は、レザー系からディスプレイを選ぶのも良いでしょう。
ジュエリーディスプレイの選び方

続いて、ジュエリーディスプレイを選ぶ上でおさえておきたいポイントについて解説していきます。
展示するジュエリーに合った寸法とブランドのトーン&マナーを意識することで、ディスプレイをより効果的に活用することができるでしょう。
ジュエリーの魅力を引き出すディスプレイアイテム
ディスプレイツールを選ぶ際、重要なのはジュエリー一点一点が持つ個性と美しさを最大限に引き出すことです。
単に商品を置くための台としてではなく、ジュエリーの魅力を引き立てるための演出装置としてツールを捉えましょう。
例えば、ネックレスやペンダントの繊細なラインは、流れるような美しさを強調できるツールで表現します。
また、リングの展示一つをとっても、立体的なリングスタンドに差し込むか、あるいはミニマムなステージトレイに置くかで、その印象は大きく変わります。
ジュエリーの輝き、デザイン、素材感を理解し、それに最も適したツールを選ぶことで、お客様の心に響く、記憶に残るディスプレイが生まれます
以下に、ジュエリーの種類ごとに適した代表的なディスプレイツールをまとめましたので、展示レイアウトの際に参考にしてみてください。
◆リング | ・リングスタンド ・リングスタンド(ツメ式) ・リングフィンガー ・リングチップ |
◆ネックレス | ・ネックレストルソー ・ペンダントスロープ(斜面タイプ) ・ペンダントスロープ(アーチタイプ) ・ペンダントスタンド |
◆その他アクセサリー (イヤリング・ピアス・腕時計・ブローチなど) | ・イヤリングスタンド ・T字スタンド ・時計スタンド ・クッション ・セールスケース |
コンセプトに合ったデザインで統一感を出す
ジュエリーの展示をするにあたり、最初のコンセプト固めは非常に重要な工程です。
自社ブランドや取り扱う商品の特色を振り返りながら、展示のコンセプトイメージを固めていきましょう。
加えて、 既存顧客や潜在層などの嗜好やライフステージも考慮しつつ、シーズンイベントを併用した戦略を実践していくことで、より効果的な宣伝に繋がります。
また、 ツールに使用する素材・色数やその他の装飾を最低限にまとめることで、ディスプレイ全体の統一感が高まり、ジュエリーや自社ブランドを強く印象づけることができます。
ジュエリーを最大限に魅せる配置のポイント3選

最後に、ジュエリーの価値を更にアピールしていくために意識したいポイントを3つお伝えします。
展示スペースでユーザーの視線を集め、ブランドや商品の関心を高めるには、どのようなテクニックが必要なのでしょうか?
ゴールデンゾーン&ゴールデンラインにジュエリーを配置
戦略的な店舗設計において、来訪者の視線が自然と集中しやすい高さ(起立した状態で地面から約90~150㎝ほど)を「ゴールデンゾーン」と言います。
このゴールデンゾーンには、自社で最も売り出したいジュエリーや高額な価格帯の商品を積極的に配置していくことをおすすめします。
また、入店からの視線・移動の導線に着目する「ゴールデンライン」という考え方があります。
このゴールデンラインの中央あたりにメインアイテムのスペースをつくり、それに沿ってセット販売したい同シリーズのアクセサリーを展示するなど、ライン購入を狙った手法を編み出すことも可能です。
余白を活かす
適度な余白スペース作りは、ジュエリーの視認性を高め、ビジュアルを引き立てるために重要な作業です。
余裕をもって余白を作り出せるように、展示に使うディスプレイテーブルやプレートは大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
また、リングの場合、隣に配置するリングとの間隔を指1~2本分空けることで、それぞれのジュエリーを等しくアピールすることができます。
ブランド宣伝用のアイキャッチを用意
ブランドをアピールするポップやボードを設置することは、新規ユーザーの獲得にも繋がる可能性があります。
自社のロゴやブランドイメージの色合いを意識したアイキャッチは、遠目からでも目立ちやすいため、ユーザーを展示スペースに誘導しやすくなるというメリットがあります。
なお、ストーリー性の強いアイテムを売り出したい場合アイキャッチ+ストーリー関連の小物などを添えて配置すると、より効果的に宣伝することができるでしょう。
ジュエリーのディスプレイなら、株式会社 橘へお任せください。
今回の記事では、ジュエリーの魅力を最大限に発揮しつつブランドイメージを戦略的に広めるディスプレイ活用方法について解説しました。
ジュエリー・アクセサリーの売り場づくりやツール導入でお悩みの方は、ぜひ株式会社 橘へご相談ください。
ブランドに合ったディスプレイツールの選定やセッティングを追求することで、ユーザーの購買意欲の向上や新規層の獲得をサポートしていきます。
2025年08月29日
什器レンタルすべき?什器のメリット&お得にレンタルするコツ
店舗営業やイベント運営を充実させるために、どのような什器を導入し、どのような経路で入手するべきなのでしょうか?
今回の記事では、業界で扱われる什器の具体例やレンタルするメリット、効率的にレンタル業者を選定する方法について解説していきます。
什器の定義・種類

常時営業している店舗・オフィスから期間限定のポップアップショップや展示会にいたるまで、最適な什器の選定は売上や目標達成のカギになります。
ここでは、什器の大まかな定義や業界ごとでよく使われる設備について、具体的に説明していきますので、自社に必要な什器やコストについてお悩みの方は参考にしてみてください。
什器とは?
什器とは、陳列棚や平台、冷蔵庫、レジカウンターなどの店舗や展示会などの営業に欠かせない備品・設備全般を指します。
飲食店や美容サロンなどの店舗で対人接客を行う お店で扱われる什器は「店舗什器」 、会社などの 社内で使用される什器は「オフィス什器」とも呼ばれており、人々の快適なサービス利用と労働を支えています。
業界ごとで用いられる什器の種類&費用相場
業界を問わず様々なシーンで活躍する什器ですが、具体的にはどのような設備を用意していく必要があるのでしょうか?
多くの施設で見かける受付カウンターは、 1週間レンタルで4,000円~10,000円前後が相場であると言われています。
以下に、業界ごとの主な什器の種類と、1週間レンタルした場合の費用相場についてまとめてみました。
表の内容はあくまで目安となりますので、什器を単品・セットで注文するか、何日レンタルするかによっても費用が変動します。
什器のレンタルを検討する際は依頼する業者の公式ホームページをチェックするか、可能であれば問い合わせてみましょう。
飲食業界 | ・テーブル(展示台) ・食器棚 ・冷蔵ケース ・メニュースタンド/卓上POP立て | ▶10,000円~30,000円 ▶2,300円~9,000円 ▶3,000円~25,300円 ▶1500円前後 |
小売業界 | ・ハンガーラック ・マネキン ・ショーケース ・ミラー類(姿見・卓上ミラー) ・試着ルーム | ▶800~10,000円 ▶数千~20,000円前後 ▶10,000円~30,000円 ▶1,000円~1万3,000円前後 ▶7,000円~12,000円 |
オフィス | ・オフィスデスク ・オフィスチェア ・パーテーション(間仕切り) ・キャビネット ・ホワイトボード | ▶1,300円 ▶900~1,000円 ▶2,800~1万円前後 ▶1,700円前後 ▶1,700円前後 |
什器をレンタルするメリット

結論から言うと、【費用面がやさしい点】と【管理負担を軽減できる点】が什器をレンタルするメリットです。
購入する場合よりも価格が低いうえに、催事に伴う什器の梱包や保管時の管理、収納スペースの確保などの多くの業務に対応してもらえる場合があるからです。
購入よりもコストを抑えやすい
什器のレンタルを選んだ場合、イベント期間に合わせた日数分の支払いで済むため、購入するより初期費用の負担を減らすことができます。
また、多くのレンタル事業者は、用途・目的に沿ったアイテムを幅広く用意しているので、運営者のニーズや店舗の雰囲気にマッチした什器の選定&空間づくりにも役立つでしょう。
催事の費用をなるべく最小限に抑えつつ、ブランドや商品を効果的にアピールしていきたい場合、上記のレンタルは有効な手段と言えるでしょう。
メンテナンス(管理)・運搬・配置までお任せできる
什器は用意して終わりではなく、現地への配送にはじまり、運搬やセッティング、期間中の保管、営業終了後の撤去作業など、 様々なタスクを考慮しなければなりません。
更に、什器には大型のキャビネットや試食ブース用のテーブル、雰囲気づくりに役立つバックパネルなど、サイズが大きく取り扱いが難しいものも含まれます。
レンタル事業者の中には、種類豊富な什器の管理業務をまとめて対応してくれる会社もあるので、 人手不足な環境でも運営をスムーズかつ安全に進められる でしょう。
レンタル or 購入で迷ったら?

什器の導入方法に迷った場合、【短期間の限定イベントならレンタル】、【什器の使用期間が長期化する場合は購入】をおすすめします。
基本的に、什器を使用する機会が限定的な場合はレンタルが便利ですが、自社に適した什器の選定や長期利用の見通しがある場合は購入がお得と言えます。
コスパ重視ならレンタルを試すのがおすすめ!
イベントの規模にもよりますが、ある程度の設備が残っている居抜き物件でも、必要な什器の購入だけで数十万はかかると言われています。
そのため、開催期間が短い限定イベントを運営する場合はレンタル什器を活用することをおすすめします。
イベントの開催頻度が高い場合でも、トレンドにあった什器をその都度選ぶことができるので、常に洗練されたスペース・レイアウトに仕上げることができるでしょう。
また、オフィスの場合、特別な式でしか使われない演台やマイクや、シーズンものの空調機器など、使用頻度が少ない什器のみをレンタルで導入するのもおすすめです。
什器の長期使用・こだわりを優先するなら購入した方が良い場合も
店舗や社内のコンセプトに合った什器が決まっており、それらを長期間利用したい場合は購入した方が効率的です。
半永久的に什器を扱う前提であれば、会社の資産としてカウントすることもできる上に、店舗やイベントの来訪者に対して、自社をより強く印象づけることもできます。
また、 中古品を取り扱っているレンタル事業者もいるため、利用期間が長引くほどに什器の品質・耐久性が不安な場合もあります。
そのため、ブランド力×安全性を重視しつつ什器の長期利用を検討している運営者は、購入した方が費用負担を抑えられるでしょう。
コスパ良く什器のレンタル業者を選ぶポイント

什器のレンタル業者を選ぶうえで、事前におさえておきたいポイントを3つご紹介します。
希望日数に応じているか、購入以外のサービスは充実しているかなどを確認しておくことで、自社にとって最適な業者を絞り込むことができます。
レンタル可能な期間の最低ライン&トータル費用を把握しておく
まず、 業者が対応可能なレンタル期間の最低ラインを把握しておきましょう。
最短1日から貸出OKなパターンや、1ヵ月以上や年単位の長期利用を前提としているパターンなど、業者によって設定期間は異なるため、希望日数が通るかをチェックしましょう。
また、見積もりが立てられる業者であるかも非常に重要な判断基準です。
予算上限を決めた上で、レンタル料金だけでなく、配送やセッティング代行を希望する際にかかるその他サービス費用・人件費込みの総額を計算し、複数の業者で比較することをおすすめします。
運搬~設営・什器破損への対応範囲をチェックする
什器の運搬から設営を請け負うオプションや、破損に関する補償制度を設けているかも大切なチェックポイントです。
業者が対応できる搬入出の時間帯・エリアとイベントの開催日時・場所を照らし合わせて、スムーズに運用できるか、必要な作業員を確保できるかを判断します。
また、什器の故障・盗難などのトラブルが起こった際、交換や動産補償保険などの補償制度を利用できるかも見ておきましょう。
扱う什器によって異なる補償範囲が設定されているケースもあるため、レンタルを希望する備品の補償内容はくまなく把握しておくと安心です。
商品を効果的にアピールできる什器を取り扱っているか
あらかじめ、自社に取り入れたい什器の種類・個数をリストアップしておきましょう。
そのうえで、業者が展開する一覧の中から自社商品を引き立てるのにふさわしい什器を選ぶことで、不要な追加の申請・キャンセルを防ぐことができます。
特に、商品を陳列するタイプの什器は、置かれた商品が主役となるようなデザインと機能性を兼ね備えている必要があります。
また、 什器そのものの強度・安全性も、商品の快適な展示・陳列に欠かせない要素です。
例えば、宝石やハイブランドなどの高価な商品をディスプレイする際は、保護力に優れたガラスが使われているか、ロック機能が搭載されているかなどの条件をふまえて選ぶと良いでしょう。
什器レンタルすべき?什器のメリット&お得にレンタルするコツ|まとめ
什器をレンタルするメリットやシチュエーションに応じた備品&レンタル業者の選び方について解説しました。
事前のレイアウト・イメージ共有や各オプションの確認を徹底することは、店舗やイベント運用のスムーズな進行に繋がります。
今回の記事を参考に、最適なコストパフォーマンスを実現できる什器のレンタル業者を探してみてください。