アクセサリーOEMがしたい!流れや費用相場を解説
2025年12月27日
OEMというと、化粧品をイメージする方が多いかもしれません。最近ではアクセサリー業界においてもOEMが利用されるようになりました。
そんなアクセサリーOEMですが、どのような流れで利用するのでしょうか。そしてどのくらいの費用感なのかも気になりますよね。
そこでこの記事では、アクセサリーOEMの利用の流れやメリット、そして費用相場について解説していきます。
この記事を読めばアクセサリーOEMの疑問がきっと解決できるので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
アクセサリーOEMとは?どんなメリットがある?

そもそもOEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略称です。簡単に説明すると、自社ブランドの商品を他社に製造してもらうことです。
アクセサリーOEMの場合、アクセサリーのデザインは自社で行い、そのデザインを基に製造を業者に委託します。自分たちで機械を用意する必要がなく、プロによって自分たちのブランドのアクセサリーが作れることから、個人や小規模な企業の利用が多いです。
アクセサリーOEMのメリット
アクセサリーOEMをするメリットにはどんなものがあるのでしょうか。いくつかメリットをご紹介します。
コスト削減ができる
自社で製造するとなれば、機械や技術をもった人材が必要となります。OEMに委託すれば、製造に関わる準備をする必要がないため、費用を抑えることが可能です。
そのため会社を持たない個人でもオリジナルアクセサリーを作れることが魅力です。また、専門技術を身につけた職人たちによって制作してもらえるため、製品のクオリティも心配ありません。
在庫リスクの軽減
アクセサリーを製造してもらうとなると、大量に作らないといけないと不安になるかも知れません。アクセサリーOEMは小ロットからの依頼が可能なのも、個人やスタートアップ企業に注目される理由です。
少ない数から利用できるため、費用がかからないことはもちろんですが、在庫を抱えるリスクを減らすことも可能です。少ない数だからこそ売れ行きからどんな商品が需要あるかなど見ることができます。
アクセサリーOEM、費用はどのくらい?内訳は?

アクセサリーOEMを依頼するとなると、何にどのくらいかかるのか知っておきたいですよね。こちらではアクセサリーOEMの費用相場と内訳について解説していきます。
アクセサリーOEMの内訳
アクセサリーの製造にかかるコストとして必要な項目は、以下のようなものがあります。
材料費
これはアクセサリー本体にかかる費用です。使用する素材や大きさ、重さなどによって価格が変わってきます。
開発・設計費
デザインを作ってもらう場合にかかる費用です。デザインを自分たちで行うのであればこちらは不要です。
加工費
彫刻や名入れ、石留めなどの加工をする場合にかかる費用です。工程ごとに費用がかかるため、デザインが複雑になればなるほど高くなります。
試作費
アクセサリーOEMをする場合、デザインを基に試作品を作ることになります。その試作品を見て、素材を変えたりするなど微修正して理想のアクセサリーを作っていきます。
アクセサリーOEMの費用相場
費用については何個から作るか、どんなものを作るかで大きく変動してきますが、ここでは100個以上で制作するシルバーアクセサリーの場合での相場をご紹介します。
・ネックレス:1,400円~
・ペンダント:3,000円~
・ピアス:2,100円~
・ブレスレット:2,600円~
・指輪:1,400円~
・試作費:3~10万円
上記費用に合わせて、加工費がかかってきます。試作費については初回のみにかかるので、もう一度同じアクセサリーを製造する場合は不要です。
何個製造するかでも変わってきますので、いろんな業者を比較してみるといいでしょう。設定したい価格の30~40%の費用となるのが妥当です。
コストを抑えたい場合、素材を安いものにしたりシンプルなデザインにするなどがあります。他にも、材料など自社で準備ができる場合、持ち込みが可能か確認するといいでしょう。
アクセサリーOEMの依頼の流れ

アクセサリーOEMをすることになった場合、どのような流れで行われるのでしょうか。おおまかなフローをご紹介します。
1.問い合わせ、ヒアリング
まずはOEMを依頼したい業者に連絡するところから始まります。どんなアクセサリーを創りたいか、どのくらいの量をいつまでに作りたいかなど、希望を言っていきましょう。
この時点で希望通りのアクセサリーが作れそうであったり、担当者に意見が言いやすい業者にしましょう。おおよその見積もりもこの段階で出してもらえます。
2.サンプルの作成
話してみて依頼したい業者があれば、サンプル作成をしてもらいます。サンプル作成は有料となりますが、イメージ通りのものが出来上がるかの確認ができる大切な工程です。
また、中には3Dでシュミレーションしてくれる業者もあるようです。3Dシュミレーションができる業者を希望する場合は、対応可能であるかをヒアリングの時点で確認しておきましょう。
サンプルを見て、納得がいくまで修正をしていきます。サンプル完成に約1ヶ月かかります。
3.製造開始
サンプルで問題がなければ、そのまま生産に入ります。この段階でロット数や最終の確定見積もりなど、きちんと確認するようにしましょう。
数によって製造にかかる日数は変わってきますが、1ヶ月以上かかると思っておくと安心です。
4.納品
業者側が検品までした上で、商品が納品されます。パッケージングまで対応してもらえるので、タグ付けなど希望があれば相談しましょう。
アクセサリーOEMをするにあたって気をつけたいこと

アクセサリーOEMでアクセサリーを制作する場合、委託するならデザインだけすればいいというわけではありません。アクセサリーを販売するという点から、気をつけるべきことがあります。
素材の変動が大きい
使用する素材によって、業者の仕入れ数が減ったり取り扱いがなくなるなどが多くある業界です。つい最近までもっと安かったなど、価格の変動も大きいです。
そんなことが起こっても問題ないように、使用する素材は第2希望くらいまでは最低考えておくといいでしょう。
素材についての知識をつける
アクセサリーを作って販売するにあたって、素材について知識をつけることが大切です。どんな素材が高価なのか、それぞれどんな違いがあるなど理解しておけば、似たような使用感で安い素材を選ぶことができるでしょう。
そしてお客様に対しても、どんな付け心地かを説明することもできます。アレルギーを持つ方もいるため、使用時の注意についてもお伝えできることが必要です。
素材の違い
素材の知識をつけるにあたり、混合しやすい素材をいくつかご紹介します。
K10・K18
ゴールドの表記によく使われているK10とK18、見たことある方も多いでしょう。この意味は、商品にどのくらいの金が含まれているかを示しています。
純金と呼ばれる金100%のものがK24なので、K10だと41.7%、K18なら75%の金が含まれているということになります。金が多ければ多いほど、金色が濃くなり上質になります。
K18はフォーマル、K10ならカジュアルに合い、シーンに合わせて使い分けることもできます。
シルバー・ステンレス
シルバーとステンレスは見た目がよく似ておりアクセサリーに使用されることも多いですが、全く異なる素材でできています。柔らかい光沢のあるシルバーは、加工がしやすく、昔から宝飾品として使用されています。
対してステンレスは、丈夫な素材であることから傷もつきにくく、さらに汚れにくいという特徴があります。金属アレルギーの人でも身につけられるため、アレルギーの有無に関係なく楽しめるというメリットもあります。
シルバーもステンレスも、カジュアルなアクセサリーとして使用されています。
プラチナ・ホワイトゴールド
プラチナとホワイトゴールドも、一目で見分けるのが難しいほど似ている素材です。ホワイトゴールドは他の素材を混ぜることで白く見せているのに対し、プラチナは何もせずとも白銀色です。
そのためホワイトゴールドはプラチナよりも黄色が強いので、プラチナに寄せたいのであればロジウムという金属でメッキを施す必要があります。
アクセサリーOEMするならまずは相談してみよう|まとめ
初期費用を抑えながら、自分オリジナルのアクセサリーを製造できるアクセサリーOEMはメリットが多くありました。ハンドメイドアクセサリーがブームであることからOEMの需要も高く、業者も多くあります。
自分が理想とするアクセサリーを製造してくれる業者を見つけるためにも、まずは問い合わせてヒアリングすることから始めてみましょう。
